建築思想

思い通りにならないこと

自然災害、新型コロナウイルス等、私たちは日常生活の中で、私たちの力ではどうすることもできない「思い通りにならない」ことに遭遇します。
人生はこの「思い通りにならない」ことと「思い通りになる」ことの繰り返しです。
自然災害や新型コロナのように予想もつかない、見えない、「思い通りにならない」ことに対して
私たちはイライラし、不安、怒り、恐怖を感じます。
しかし、それらの感情をみんなが持ち続けてしまうと、この世は闇に包まれてしまいます。

もしかすると、私たちは、この状況でも周囲の人に「笑顔」で「いい言葉」を紡げますか?光を灯せますか?
と試されているのかもしれません。

そうであるならば、私たちは「光」の射す方へ向かわなければなりません。
今、目の前にいる人に、笑顔と感謝を、
自分ができない事をしてくれている人に、あたたかい言葉と感謝を
生きるために必死に、家族や仲間の為に働いている人に、思いやりと感謝を
必死でこの国を守ろうとしている人、医療現場で戦っている人と彼らを支える家族にエールと感謝を
「協調」「協力」「共生」全ての皆さんと助け合っていくことが、この暗闇に「光」を灯すことができる唯一の方法です。

私たちは生きていく上でいろいろなことで、何百回、何千回と転びます。
しかし生きている限り、転んでも、転んでも何千回でも立ち上がる力が私たちにはあるそうです。

私たちのロゴの「松竹梅」は日本の吉祥(めでたい事)の象徴です。様々な意味がありますが、
その中の一つ、松竹の緑は冬季の寒中にも色褪せず、梅は寒中に花開きます。
「逆境」でも淡々と緑を保ち、花を咲かせる「松竹梅」は、幸運の象徴とされています。
長い人生を生きる中で、逆境や困難にあっても「いい笑顔、いい言葉」を紡ぎだし、
心を日々新たにする空間、そんな家をつくっていく、という強い思いを込めております。

日々新たに

家から出て、人は仕事やプライベートの様々な人間関係でライフスタイルを送ります。
そんな生活の中、家に帰ると心が日々新たになり、明日への活力が湧いてくるような家が、理想の家であると考えます。

日本は古来より、地域の素材を用いて家づくりを行ってきました。伊勢神宮の式年遷宮で20年に1度の建て替えが行われ、その素材を余すところなく他に再利用したり、また、地域の自然素材を上手に生かし、森林の新陳代謝を繰り返し行う反面、地域木材の高耐久性能を生かしながら、1300年を超えるとされる、総ひのきの法隆寺が存在したりします。

そういった伝統的な技法や考え方から、古来より日本人は家も人と同じように考え、新陳代謝を繰り返し、日々新たに進化していくと考えられていたのではないかと思われます。手入れを行い1000年以上紡いでいく建築物が存在する半面、20年に一度大きな新陳代謝を繰り返し、それらの素材を再利用し、違う形で多くの人に分け与え、また同じ建築物を建立していくというような日本独特の建築文化が存在していたようです。

私たちは、この日本の伝統的な設計思想を取り入れ、人と家が同じように日々新たに成長していくような設計を提案し、素材、デザイン、間取り、庭づくり、土地の地形、風、光、木々、自然環境全てが一体となり調和し、家と住む人の心が、日々新たに進化し続ける家づくりを追求してまいります。

言葉と言葉をつむぐ

家の本来の基本性能は、安全、安心で、快適である事。
そのためには耐久性・耐震性・耐火性・防音性・断熱性・環境性などが十分備わっていなければなりません。

しかし、本来の家の機能は、それだけではありません。
昔の家なら、いろりを囲んで、こたつを囲んで、茶の間のテレビを囲んで、現代で言えば、ダイニングで、リビングで、家族の“いい笑顔と、いい言葉”が自然とわきおこり、“言葉と言葉をつむぐ”空間を提供する事が私たちの使命であると考えます。

今日一日の楽しかったこと。うれしかった事。幸せを感じたこと。

つらかった事。悲しかった事。悔しかった事。嫌だったこと。

そんな家族の、言葉一つ一つを紡いでいく空間

“いい言葉といい笑顔”を30年、50年、80年と永続してつむいでいく家を提供していきたい。その思いを強く持ちながら、いい家だけを提供してまいります。

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