建築思想

日々新たに

家から出て、人は仕事やプライベートの様々な人間関係でライフスタイルを送ります。
そんな生活の中、家に帰ると心が日々新たになり、明日への活力が湧いてくるような家が、理想の家であると考えます。

日本は古来より、地域の素材を用いて家づくりを行ってきました。伊勢神宮の式年遷宮で20年に1度の建て替えが行われ、その素材を余すところなく他に再利用したり、また、地域の自然素材を上手に生かし、森林の新陳代謝を繰り返し行う反面、地域木材の高耐久性能を生かしながら、1300年を超えるとされる、総ひのきの法隆寺が存在したりします。

そういった伝統的な技法や考え方から、古来より日本人は家も人と同じように考え、新陳代謝を繰り返し、日々新たに進化していくと考えられていたのではないかと思われます。手入れを行い1000年以上紡いでいく建築物が存在する半面、20年に一度大きな新陳代謝を繰り返し、それらの素材を再利用し、違う形で多くの人に分け与え、また同じ建築物を建立していくというような日本独特の建築文化が存在していたようです。

私たちは、この日本の伝統的な設計思想を取り入れ、人と家が同じように日々新たに成長していくような設計を提案し、素材、デザイン、間取り、庭づくり、土地の地形、風、光、木々、自然環境全てが一体となり調和し、家と住む人の心が、日々新たに進化し続ける家づくりを追求してまいります。

言葉と言葉をつむぐ

家の本来の基本性能は、安全、安心で、快適である事。
そのためには耐久性・耐震性・耐火性・防音性・断熱性・環境性などが十分備わっていなければなりません。

しかし、本来の家の機能は、それだけではありません。
昔の家なら、いろりを囲んで、こたつを囲んで、茶の間のテレビを囲んで、現代で言えば、ダイニングで、リビングで、家族の“いい笑顔と、いい言葉”が自然とわきおこり、“言葉と言葉をつむぐ”空間を提供する事が私たちの使命であると考えます。

今日一日の楽しかったこと。うれしかった事。幸せを感じたこと。

つらかった事。悲しかった事。悔しかった事。嫌だったこと。

そんな家族の、言葉一つ一つを紡いでいく空間

“いい言葉といい笑顔”を30年、50年、80年と永続してつむいでいく家を提供していきたい。その思いを強く持ちながら、いい家だけを提供してまいります。

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