新築住宅の資金計画とローン選び

・自己資金の準備

自己資金（頭金）は、住宅ローンの借入額に影響します。自己資金が多ければ多いほど返済額が少なくなり、負担が軽減されます。

自己資金を抑えてなるべく手元に残しておきたい方も多くいらっしゃいます。土地の手付金や建物の契約金など、自己資金が最低限必要な場合がございます。

・ローン返済額の確認

多くの金融機関では、年収の20％〜25％程度が適正な返済額の目安とされています。例えば、年収500万円の場合、年間のローン返済額は100万円〜125万円程度となり、月々の返済額は約8万3,000円〜10万4,000円程度です。
自己資金の有無や返済年数によって異なりますのでご相談ください。

・金利の種類

ローンの金利にはいくつか種類があります。

• 変動金利型：金利が経済情勢に応じて変動します。最初は金利が低い場合が多いですが、将来的に金利が上昇するリスクがあります。
• 固定金利型：返済期間中ずっと金利が固定されます。金利上昇のリスクを避けることができますが、最初は変動金利型より高めに設定されることが一般的です。

・返済期間の設定

返済期間を長くすると、月々の返済額は少なくなりますが、総返済額は増えることになります。短期間で返済を終えることができるなら、総返済額が少なくなるので、負担を軽減することができます。ただし、月々の返済額が高くなるため、ライフスタイルに合った期間を選ぶことが大切です。