「愛」 です。

代表の吉田です。

先日友人の強い勧めと、私のライブのチケット運もありMISIAの初ライブに行ってまいりました。さすが日本の歌姫です。それはそれは素晴らしい声量と圧巻の歌唱力に、感動の連続でございました。全ての曲に「愛」と「感謝」が詰まっておりました。

以前「愛」がつく商品は、車(愛車)しかないと聞いた時、私は愕然とし最も高額な家に愛がつかないのだなと、なぜ私たちは愛される家を提供できないのだろうと、深く考えた時期がありました。そんな中、この業界で家づくりに携わり、約30年になりました。これまでに新築注文住宅に800件ほど関わり、中古住宅も数百件みてきました。

そして独立した時の強い思いが、「喜ばれる」「いい家をつくる」です。

この住宅業界はクレーム産業とも呼ばれ、最も大切な目的である「喜ばれる」「いい家をつくる」という意識が欠如しており、それよりも目先の利益、売上、数字の方が大切である一番という考えが多く蔓延しています。お客様、取引先、社員、その家族、そして地域社会に「喜ばれる」そんな「いい家をつくる」それが本来の私たちの最大の目的です。

しかし残念ながら、多くの住宅会社が、利益の為に見えないところの素材を落とし、大切な工程を省く等、容赦のないコストダウン、さらに自社の利益向上を達成する為の低コストでの下請けへの発注、そのための手抜き工事などが数多く聞こえてきます。そんな業界の声が聞こえてくる度に、「いい家」をつくらねばと意を強くしております。

家というものは30年50年場合によっては70年、80年つき会えるものでなければなりません。そのためには、あらゆる素材を吟味し、丈夫で安全で安心で、冬あたたかく、夏涼しい環境が長期間続くものでなければなりません。売り上げを上げるための、見せかけはいくらでもつくれます。

本来、私たちは家づくりのプロとして、「喜ばれる」「いい家づくり」だけを行なっていれば数字は後から必ずついてきます。

そのためには、料理と同じく、「いい素材」と「いい職人」が必要です。

家づくりにとっていちばん大事なのはこの部分です。

住宅ローンが35年、40年が当たり前の時代になってきました。

本当に「いい家」の価値というのは、30年50年先になってようやくわかります。

未来を豊かな人生をする為に、私たちができることは、生涯付き合え、メンテナンスの少ない家を提供することです。

そのために私たちは、素材を徹底的に吟味し土台、柱はひのきの芯持ち4寸角や天然無垢材、自然素材100%の塗り壁、製作建具、自然塗料、高品質断熱材など厳選した良質素材を選びぬき、さらに最高の地域の伝統職人の技を結集した本物の家づくりを提供してまいります。

そして更なる「喜ばれる」「いい家づくり」をスタッフ一同妥協なく進めてまいります。

今後ともよろしくお願いします。