その空間の光のあり方

先日、上野の森美術館で開催されていたモネ展に足を運んできました。

近くにいたお姉様方のモネの絵は穏やかな気持ちになるよねという言葉に凄く共感しましたので引用させていただきます。

なぜ穏やかな気持ちになるのか。

絵の中に描写される光のあり様が心地の良いものだからだと私は思います。

表現が適切かはわかりませんが、モネの絵を見ていると陽だまりの中で目を細めている猫のような気持ちになります。

光のあり方、光の作り方は人の生活において重要な意味を持ちます。

美術館の光のあり方はどうでしょうか。

強い光があたると絵画は日焼けしてしまうので展示室には基本的に自然光は入れず、絵画を照らすスポット照明は損傷度が低いもので設定されていることが多いです。

展示物の色は正しく表現されなければいけません。昼白色の照明ですと紫外線や赤外線をカットするフィルターを使用しない限り、色が忠実に表現されます。

住宅に置き換えると採光の取り方や照明の配置計画という風になってきます。

落ち着いた空間にしたい場合は「電球色」寄りの色、勉強などの細かい作業をする場合は「昼白色」寄りがいいとされています。

「光の色」を選ぶことも、照明計画の重要なポイントです。

同じ器具を同じ位置に設置したとしても、光の色(色温度)によって雰囲気は全く違いますので、ぜひこの点にも注目してみるといいかもしれません。

シーンに合わせて雰囲気を変えたい場合は、スイッチで切り替えられる調光ができる機種を選ぶのもおすすめです。

 

……2024年1月Speaks完成見学会2件開催……

〇開催日:1月7日(日)/ 8日(月)

時間:10:00~17:00

場所:福島県岩瀬郡鏡石町

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〇開催日:1月13日(土)/ 14日(日)

時間:10:00~17:00

場所:福島県郡山市大槻町

 

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