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ほづみのはなし~植栽②~
今回の〝ほづみのはなし″は前回の植栽の続き、『落葉樹』についてお話ししたいと思います。

前回は一年中、緑を楽しめる常緑樹についてお話ししました。落葉樹はその名の通り寒い冬には葉を落としますが、春から夏には葉を茂らせ、秋には美しい紅葉を見せてくれるなど四季折々の変化を楽しめるのが特徴です。
代表的なものを紹介しますと、まずは『イロハモミジ』。秋になると鮮やかな赤やオレンジ、黄色に紅葉するのが特徴です。この鮮やかな色合いは、庭や景観に劇的な変化をもたらしますよね。イロハモミジは和風の庭園をイメージされる方も多いかと思います。しかし、最近では現代的な庭園や洋風ガーデンにもアクセントとして利用されています。

次に『アオダモ』。成長がゆっくりで、大きくなり過ぎないように管理がしやすく、初心者にもおすすめされる為、最近は非常に人気があります。まっす
ぐに伸びる幹と優雅に広がる枝が特徴で、春には小さな白い花が咲くので、美しい樹形と季節ごとの変化が楽しめる魅力の落葉樹です。

次に誰もが耳にしたことのある『ハナミズキ』。春の花や秋の紅葉、そして美しい樹形が魅力で、庭や公園、街路樹として広く利用されています。自然に優雅な樹形を保つため、剪定はあまり必要ないのも人気の理由の一つです。

その他にも花、実、紅葉、樹形すべてを楽しめる『ジューンベリー』や、涼しげな樹形が特徴の『アオハダ』。
木々それぞれに成長スピードの違いや、剪定の必要性などの特徴がありますので、好みの木を探すのも楽しみ方の一つかと思います。
日本は諸外国に比べ、四季の変化がはっきりしている国ですので、その変化をお庭に植えた植栽で感じるのも楽しいですね。環境により、鉢植えなどの植物でも十分楽しめますので、参考にしていただければと思います。
〝ほづみのはなし″でした。
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