住まいのはなし~設計の仕事05~

今回の住まいのはなしは、設計の仕事第5 回目です。(注文住宅が完成するまでに設計がどの様な仕事をしているかご紹介しています。)
前回はコンベックスをご紹介しましたが、今回はアルミスタッフでどの様に測定をしているかご紹介します。

まず、写真は前回のコンベックス同様にアルミスタッフで既存の擁壁の高さを測定しています。
本来アルミスタッフはオートレベルと合わせて使い、敷地の高低差等を測る物ですが、伸縮ができ目盛りも大きく見やすい為、写真で長さや高さを記録する際等に頻繁に活用しています。又、アルミスタッフは水平器と併用する為、水平、垂直等を確認しながら測量を行う事が可能です。※水平、垂直を出さないとアルミスタッフが斜めになってしまい正確な距離を測ることができなくなってしまいます。

測る道具としてはコンベックスの方がコンパクトで持ち運び長に優れていますが、材質的に薄く曲がりやすく、水平器を併用して扱うことが難しい為、水平や垂直を確認しながら正確な距離を出したい時は、アルミスタッフを使用して測定することが多いです。何回かに分けて長さを測る道具や設計の現地調査の風景をご紹介をしてきました。次回も設計がどの様な仕事をしているのか引き続きご紹介していきたいと思います。

以上、住まいの話 小松でした。