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名建築家に学ぶ
みなさま、こんにちは。いよいよ本格的な夏の到来を感じるようになってまいりました。
本日のテーマは、 「名建築家に学ぶ」 です。
先日、東京都 江戸東京たてもの園にあります、『前川國男自邸』 を見学してまいりました。日本モダニズム建築の旗種と言われた建築家の自邸です。1942年(昭和17年)に東京都品川区大崎に建てられた住宅で現在は、移転し再建した物になります。戦時下の物資不足の時代、物資の無い中で、限られた資材と建坪制限100㎡以下という厳しい状況の中でも工夫を重ねて、建てられたそうです。
。。。前置きが長くなりました。。。
それでは、本ブログで3点ほど、ご紹介させていただきます。
ー 外観 ー
切妻の大屋根に瓦、壁には、縦板張りが施されております。(瓦屋根は、進化し、現在でも重宝されております)シンメトリー建築で調和がとれて、安定感がありますよね。中心となる柱は電信柱を使用したみたいです。先人の知恵ですね。
ー 居室(サロン)ー
家の顔となる部分で、まさかの、吹抜け天井になっております。内部の中心に位置し、寝室、書斎を両サイドに配したシンプルな間取りです。格子窓や灯り障子が南側一面にあり、開放的で大胆な空間です。和紙を使った照明は彫刻家、イサム・ノグチのデザインになります。
ー 寝室 ・ 書斎 ー
窓とカウンターが一体のように作られております。(既製品とはまた違い、製作することで叶えられますね) 額縁のように切り取られた、自然豊かな景色が見えますね。収納も壁一面に備えられており、機能性といごごちの良さを兼ねたお部屋でした。
いかがでしたでしょうか。まだまだ、伝えきれないほど魅力ある建物でした。戦後復帰とは、思わせない工夫がいくつも施されております。みなさまの家づくりのヒントになれたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
* * * * 完成見学会のご案内 * * * *
開催日:7月22日(土)・7月23日(日)
時間:10:00~17:00(16:00 最終受付)
場所:須賀川市向陽町
ご予約はホームページ内【ご予約フォーム】またフリーダイヤル0120-358-336までご連絡ください。
皆様のご来場心よりお待ちいたしております。
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