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彩る
玄関のお話です。
玄関は意外と色々な方が見る場所です。
親族やお友達、配達の方や、ご近所の方などなど。
お家の中まで入らずとも、玄関で立ち話なんて事もよくあります。
そんな玄関の印象を簡単に変えるアイテムがあります。
それは「絨毯」です。
私達の住宅は、しらす壁で、床もほとんどの場合無垢材を使います。
ラグマットを敷いても良いのですが、絨毯を敷くとかなり素敵になります。
おすすめをご紹介します。
①ペルシャ絨毯
敷物としてだけではなく、美術品としても価値のあるペルシャ絨毯。
イラン原産の絨毯、手織りで一枚一枚手作業で織られます。
本来ペルシャ絨毯は、モスクでお参りをする為に使われる敷物でした。
価格が高いとイメージのあるペルシャ絨毯ですが、様々な産地があり、価格も様々です。
特にシルクの絨毯は高級なイメージがありますね。
私がおすすめしたいのは、ナイン産の絨毯です。
価格も控えめで、ウールの手織りが基本です。
ベースは白で、中心部が緑や青、赤の物もあります。
本来この上で礼拝をする物なので、強度はもちろん、汚れにも強いです。
デザインもシンプルな物が多く、無垢の床との相性は抜群です。
②ギャッベ
先ほど紹介したペルシャ絨毯の原型となる絨毯と言われています。
遊牧民が地面に直に敷いて生活する為に織っているので、丈夫で100年使える絨毯とも言われています。
ペルシャ絨毯もそうですが、本来は染色を草木で行います。
化学染料を使用しないので、お子様やペットにも安心して使えます。
写真でもあるように、織るのは女性がメインで、代々受け継がれていく絨毯だそうです。
デザインも可愛らしいものが多く、織り子さんの感性で織っていくので、同じデザインが2つとありません。
あまりの人気に、今ではインド産、トルコ産、中国産の物も出てきています。
価格もさらに安いのですが、コストの兼ね合いで草木染ではなく、化学染料で染めている物が多いです。
お家の印象は、絨毯一枚でガラッと変わります。
今お住まいの住宅でも雰囲気を変える事が出来ますので、是非参考にしてみてください。
今日は少し違う角度からインテリアのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。