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No.26【住まいのはなし~動線の考え方とあり方~】
こんにちは。今回は動線のお話をしたいと思います。
※動線とは… 建築・都市空間における人や物の動きの量、方向、つながりな どを示す線。
簡単に言いますと、人や物の動きを線に表現したものです。住宅でもこの動線はとても重要な要素となっています。
リビングでTV を観て寛ぐ人、ダイニングで食事をとる人、ちょっとしたスペースで遊ぶ子供たち。一つの部屋がとても多くの用途として使用されています。
使う用途が増えるということは、動線が増え、複雑になりがちです。又、動線が増え、複雑になると危険も比例して多くなります。
例えば、お客様が来た時にお茶を出そうとします。
しかし、動線が複雑で、身体の一部が家具などに当たって転んでしまいました。動線だけが悪い訳ではあませんが、転ぶ一つの要因になってしまったのは否定できません。家の中での危険を少しでも回避する為には、動線は可能な限りシンプルし、単純な方が危険性が低くなると思います。
最後に下の2つの絵を見比べてみると、左側の絵の方が、赤線(動線)がシンプルで移動がしやすく、使い勝手が良さそうに思えませんか?動線一つで生活の質は変わります。ぜひ、間取りを作る際に動線のチェックもしてみてはいかがでしょうか。
以上、今月の住まいのはなし、設計の小松でした。
【動線OK!!】
【動線NG?】
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