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ほづみのはなし~シラスとは?①~
平成から令和へと時代が変わったこの一年も、残りわずかとなりました。
さて、今年最後のほづみのはなしは、Speaksの家づくりには欠かせない【塗り壁材・シラス】についてお話したいと思います。
鹿児島県から宮崎県南部にあるシラス台地は、今からおよそ2万5千年前の巨大な火山噴火により、大量の火砕流として一気に堆積したため、
他の土と混ざっていない厚い地層を形成しています。
一般的な土は、植物や微生物などがもたらす作用によって様々な有機物質が混ざったものですが、シラスはマグマが岩石になる前に粉末と
なった物質なので、養分を持たない原始的な土と言えます。
そのシラスは、マグマの超高温で焼成された高純度無機質セラミック物質であることから『マグマセラミック』と呼ばれており、
非常に細かい微粒子の中に無数の穴が開いた複雑な構造をしています。
さらにシラスの主成分の珪酸が除湿剤の主原料であるように優れた除湿機能、アルミナという成分のガスの吸着性能など、
消臭・分解、殺菌、イオン化、さまざまな機能を持っているのもシラスの特徴です。
自然が創りだした、この奇跡のシラスをSpeaksでは外壁材(スーパー白洲そとん壁W)や内壁材(中霧島壁ライト)として使用しております。
左官職人の伝統技術により仕上げる外壁、内壁、それぞれに優れた特徴、機能については次回にお話したいと思います。
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