住まいのはなし～通風を考える～

今回の住まいのはなしは「通風」について考えたいと思います。

間取りを考える時に日当たりはかなり気にしますよね。では、通風はどうでしょうか？

現在は空調設備の発展で、1 年中部屋を締め切っていても問題はありません。

しかし、天気の良い日は窓を全開にして、外の空気を室内に取り込み、空気の入れかえをしたいと思いませんか？

私は自分自身が深呼吸をして体内に新しい空気を入れるのと同様に、家も新鮮な空気を吸わせてあげたいと考えています。

部屋の空気が入れかわるだけで清々しい気持ちになりませんか？

だからこそ、快適に過ごすために日当たりを考える時に少しで良いので通風の事も合わせて考えてみてください。

通風が確保されている間取りだと住んでから違った良さを味わえると思います。

では、実際にどうすれば通風が確保できるのか具体例を上げたいと思います。

1. 内壁、ドア等に室内窓（ランマ・ガラリ）を付け風を流す。

2. 部屋の2 面に窓を設置して風を流す。

3. 空気の性質を利用して下から上へ風を流す。

など様々な方法があります。他にもちょっとしたことですが風を通す為の方法がありますので、気になった方はスタッフまでお問い合わせください。

最後に私たちスピークスでは、間取りに+αの快適性として自然の力（日当たり、通風）を活用し、快適に暮らせる間取りをご提案しています。

また、住宅の性能としても現代の高度な技術だけではなく、日本の風土、古来の技術や考え方を盛り込みながら家作りをしています。

間取りの作成、現地調査、見積等の費用は一切かかりませんので、お気軽にご相談ください。　

以上、今月の住まいのはなし、設計の小松でした。

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2020.03