住まいのはなし~数字③~

今回の住まいのはなしは、【第3回 数字】についてお話します。

第1回、2回目は算数や数学的な話を書きましたが、今回は身近な物の数字についてお話したいと思います。

みなさんは自分の身体の寸法(長さ)をご存知ですか?

私は建築を学んだ際に、一番最初に自分の手のひら、腕の長さ、歩幅等を寸法を測りました。

なぜ身体を測ったかというと、メジャーや定規等の道具が無くてもおおよその長さを知ることができるからです。

住宅作りをしている最中は、たくさんの物を測ったりして寸法を確認します。

その時に必ず道具があるとは限りません。

その様な時に身体の寸法を覚えておくと、道具が無くてもおおよその大きさを知ることが出来ます。

近年デジタル道具が多くなっていますが、やはり最新の道具だけではなく、自分の身体をメジャー代わりにするというアナログな方法も必要不可欠です。

家づくりも同じで伝統的な技術と最新の技術両方が合わさって初めて良い家が出来ると思います。

最後に現在はコロナウイルスの影響もあり、外出を控えている状態だと思います。

こんな時こそお子さんと身体の測りあいをしても楽しいかもしれませんね。

実際家を建てる前と建てた後のお子さんの身体を測り、成長の記録として残しておくと良い思い出にもなると思います。

以上、今月の住まいのはなし、設計小松でした。

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