©speaks-test.
ほづみのはなし~シラス②~
今回の” ほづみのはなし” は、前回お話ししましたシラスの続きになります。
スピークスの特徴的な標準外壁材は、シラスが原料の外壁塗り壁材『スーパー白洲そとん壁W』(以下、「そとん壁」)です。
その驚くべき特徴は100%自然素材なのに完全防水。これから雨が多くなる季節、気になる理由はその構造にあります。
「そとん壁」は下塗り材と上塗り材の2 層構造で出来ており、下塗り材は超微細なシラス粒子で構成されている為、水蒸気のような細かい粒子は通しますが、
雨水のような大きな粒子は通しません。その為「そとん壁」表面から浸み込んだ雨水は隙間が細かい下塗り材にほとんど浸み込むこともありません。
重力により下方向に引っ張られながら、隙間が大きく抵抗が少ない上塗り材の表面に流れ落ちていく、『くの字流動現象』が「そとん壁」だけが持つ
防水メカニズムです。
モルタルや多くの塗り壁材はこの現象が起きないので、乾きにくくカビや汚れを発生させてしまいます。
塗り壁といっても全てが同じではなく、表面の見た目からではわからない構造があることを知っていただければと思います。
また多孔質な「そとん壁」は透湿性に優れているので表面の防水塗装が要りません。
壁内部の湿気が壁表面から放出され、建物を湿気による結露やカビの被害から守ってくれるので、湿度の多い日本に最も適した外壁材なのです。
耐久性に関しても、シラスは無機質の天然セラミック素材なので、紫外線や風雨による退色・劣化がおきにくく防水性も劣化しにくいため、
他の外壁材と比べて維持管理の費用と手間を大きく軽減出来ます。
カラーバリエーションは自然の物で着色した色が全部で10 種類。左官職人の仕上げる塗りパターンも数種類あり、様々なデザインに合わせる事が可能です。
スピークスでは実際にカラーサンプルを展示しておりますので是非、ご覧頂ければと思います。
今月の” ほづみのはなし” でした。
☟こだわりの素材についてはこちらから☟