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ほづみのはなし~構造~
さて、今月の″ほづみのはなし″は、Speaksの建物の構造、構法についてお話ししたいと思います。
構造、構法というと、家を建てようと考える皆様は必ず気になるところだと思います。
Speaksでは、日本の気候風土に合った高耐久性の代名詞である素材、ひのきの土台と柱と、
現代技術の最新の耐震性を誇るモノコック構造を組み合わせた、ハイブリットモノコック構造を採用しております。
日本は昔から地震の多い国ですが、巨大地震が生じた場合、住宅にかかる圧力は数十トンになるともいわれています。
その力にも十分に耐えられるよう、東日本大震災でも被害の少なかった木造在来軸組工法と、
枠組み壁工法(2×4工法)の両方のメリットを組み合わせたのがハイブリットモノコック構造です。
在来軸組工法の柔軟性を作り出す、国産天然無垢の太いひのきの土台と柱(4寸角)と天然無垢の梁材、
それらに通気性の高い耐震パネルを施す事により、頑強な6面構造の箱型となり、高い耐震性能を発揮します。
その構法を私たちはH-TJW構法(日本の伝統技術と世界技術のハイブリット構法)と呼んでいます。
東日本大震災の時もそうでしたが、RCコンクリート造やプレハブ造に深刻な被害が出ました。これは地震の波形がRC造等に共鳴したと言われています。
また工業製品のプレハブでは構造体に柔軟性と粘りがないため、弱い部分のサッシが割れたり、工業品の接合部分が外れたりといった被害が出ていました。
Speaksの土台・柱の天然無垢ひのきは、伐採から200年かけて強度を増し、1000年ぐらいかけてゆっくりと強度が落ちると言われ、
事実、約1300年以上経過する法隆寺が、現在伐採期と同じ強度ともいわれています。
古くより日本人がひのきを使っていた事の素晴らしさを改めて実感した、今月のほずみのはなしでした。
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