No.12 【ほづみのはなし~自然塗料~】

新年明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします

さて、今年1回目の″ほづみのはなし″は、塗料についてお話ししたいと思います。

スピークスの建物は無垢材をふんだんに使用し仕上げ部分でもたくさんの木部がある為、それらを塗装で仕上げます。

そもそも木材には、どうして塗装を施すのでしょうか。

自然から切り出したような無垢材であれば塗装などせず、無塗装のまま使用する方が“自然”なのですが、塗装は木材の「保護」という重要な役割を果たします。

もしも、無塗装の無垢材の上にコーヒーやワインをこぼしてしまったら…

コーヒーやワインの色素が染み込んでしまい、せっかくの床材やカウンター材にシミを残してしまいます。

また、日々の生活で生じる黒ずみ汚れもつきやすくなります。無垢の床材は、カーペットやラグを替えるように簡単に張り替えができません。

お気に入りの床材をいつまでも美しく使い続けたい、という願いは塗装で保護することで叶えられます。

さらに、無垢材そのままではなく、“自分の好みの味付けをしたい” “より美しく仕上げたい”そのような意匠的なニーズや、

「美観」づくりも塗装の役割のひとつです。時間を経るに従って味わいが増し、愛着が深まるのが無垢材という自然素材の大きな魅力です。

その魅力を引き立てる役割のひとつを塗装が担っているのです。

また塗装にも様々な種類がありますが、スピークスでは自然塗料をお勧めしております。

自然塗料は、100%植物油と食物性ワックスを使用しており、小さなお子さんやペットが触れても安全で害がなく室内の空気を全く汚しません。

欧州の玩具製造安全基準EN71もクリアしているので、子供の玩具や木の食器などにも使用できる高い安全性を確保しております。

自然塗料は浸透性塗料の為、塗膜を張らないので木の呼吸を妨げず木目を際立たせ木材の質感を損なわないので無垢材にとって最高の塗料なのです。

スクロールできます

完成見学会場でも目にすることが出来ます。皆様のご来場をお待ちしております。

今月のほづみのはなしでした。

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