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住まいのはなし~大きさと位置とバランス~
あっという間に年も明け2021年となりました。新年明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします
今回は、前回の記事でお知らせした通り、間取りと家具の配置等に関するお話をしたいと思います。
まず、考えるにあたって共通の条件をつけたいと思います。
(1. 部屋は8畳のリビング、2. 入り口は西北の角、3. 窓は南面のみ ※今回は家具に合わせて窓の設定を行います。)
【パターン1 スタンダードスタイル】
2~3人用のソファを部屋の中心に置きます。窓も部屋の中心にしてシンメトリーなデザインにします。
窓はテラス窓を採用します。窓が部屋の中心にあるため部屋全体が明るいです。動線が多く通路が多くなるので圧迫感は少ないです。
【パターン2 L スタイル】
L字のソファを西壁側に設置します。ソファの後ろは外からの視線を遮るために窓は中心ではなく東側の壁側に移動します。
パターン1と同じテラス窓採用しましたが、窓が東側に寄っているためソファ部分は少し暗くなります。その反面外からの視線は気になりません。
【パターン3 応接スタイル】
2~3人用のソファをお互いに対面になるように北、南壁側に設置します。
ソファの背面にテラス窓を設けても出入りができないので、腰高の窓を配置し、単独でも外との出入りができるようにテラス窓を設置します。
窓が小さくなり明るさは半減しますが、対面にソファを設けているので会話がしやすいです。
同じ8畳でも家具の置き方、窓の位置、大きさによってかなり印象が違います。
今回紹介したパターンはごく一部ですが、間取りによって様々な組み合わせがあります。
間取り、窓、家具の関係性がとても重要なのでお好みのスタイルを見つけて間取りに反映するのがとても大切です。
以上、設計の小松でした。本年も引き続きスピークス株式会社をよろしくお願いします。
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