No.13 【ほづみのはなし~ハイクリンボード&モイス~】

今月の〝ほづみのはなし″は、石こうボードからお話していきたいと思います。

今の住宅の内壁や天井の下地には石こうボードが貼られているのが一般的です。

石こうボードはプラスターボードとも呼ばれる事がありますが、同じものを指します。

スピークスの家も塗り壁の『中霧島壁ライト』で仕上げる際や、『壁紙』で仕上げる場合も下地は石こうボードを貼ります。

石こうボードの石こうは、硫酸カルシウムを主成分とした自然の鉱物です。

「焼石こう(半水石こう)」と呼ばれる状態の石こうは、水と混合すると硬化して「二水石こう」という状態に変化する性質があります。

また、硬化する際に収縮しないことからひび割れが発生しません。その為、塗り壁の場合でも壁紙の場合でも安定した下地を形成する事が可能なのです。

また耐火性、断熱性に優れているのも特徴です。その石こうボードにもいくつか種類がある中でスピークスでは、ハイクリンボードを標準採用しております。

ハイクリンボードの特徴は、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸収し、無害な物質に分解してしまうという優れた性能を

持っている事です。

また、スピークスの家で良く見られる梁現し天井の白い内装材はMOISS(モイス)という材料を使用しております。

MOISSは、室内の家具やインテリア、他の建材から発生する、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンなどの化学物質を、

無害化、吸着分解して室内の空気をきれいにしてくれます。

家の仕上げ材に無垢材や100%自然素材の中霧島壁を施工しても、生活する為に必要な家具などからも発生してしまう有害物質を、

分解、無害化してくれる下地材や内装材を施工することで、安心、安全な室内環境を保つ事が可能なのです。

スピークスは、目に見えない下地にまでこだわった「妥協の無い家づくり」を行っております。

今月の〝ほづみのはなし″でした。

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