No.17 【ほづみのはなし~屋根材~】 

今月の〝ほづみのはなし″は屋根材についてお話していきたいと思います。

私たちは住んでから、なるべくメンテナンスの掛からない材料選びを心掛けており、屋根材に関しましては愛知県産の陶器瓦をお勧めしております。

日本の土を用い焼いた瓦は半永久の耐久性を持ち、経年変化で出てくる味わい深い美しさで、長期間きれいな外観を持続するのが特徴です。

さらに瓦は厚みがある為、断熱性・遮熱性・遮音性に優れています。

ゲリラ豪雨などの雨音も遮ってくれ、夏は涼しく冬は暖かい温度を保てる理想的な屋根材です。

敢えてデメリットを申し上げますと施工する際の勾配に限度があり、ある程度の角度を付ける必要があります。

各瓦メーカーさんで、何メートルの屋根の長さの場合は何寸勾配以上で、というように決められております。

近頃は様々なデザインの住宅が存在し、新築を計画する方の趣味趣向もそれぞれです。洋風の瓦屋根の可愛いお家が好みの人もいれば、

ボックス型と言われる箱型のお家が好みの人、片流れのスタイリッシュな家が好みの人などなど、ご要望は様々です。

お客様がご希望する外観のデザイン上、瓦を使用できない場合は、ガルバリウム鋼板の屋根材やアスファルトシングル材などをご提案する場合もございます。

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成るアルミ亜鉛合金めっき鋼板なので、半分以上が錆びにくいアルミで出来ています。

その為、従来のトタン屋根の耐久性が5~10年程度だったところが、ガルバリウム鋼板の場合、10年~20年と長寿命化しています。

メンテナンスフリーと誤解されてる方もおられますが、そこまで強い素材ではありません。

また、アスファルトシングル材はガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。

シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状にも施工することが出来たり、軽量な屋根材なので住宅に負担を与えず、地震に強いという特徴もあります。

それぞれにメリット、デメリットがありますのでご希望の際は、ご案内いたします。

せっかくの注文住宅ですので外観からこだわる事も、楽しみの一つになるかと思います。

今月の〝ほづみのはなし″でした。 

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